「5分ごとにデプロイ状況を確認して」のような作業は、人が行うには退屈で、忘れやすいものです。
Claude Codeの/loopは、このような繰り返しをセッションに任せるコマンドです。指定したプロンプトを一定間隔で再実行します。
Claude Code 第11回のフックがイベントを自動化するものなら、/loopは時間を自動化するものです。
3つの使い方
公式スケジュールドキュメントでは、何を渡すかによって動作が分かれます。
/loop 5m デプロイが完了したか確認して結果を知らせて ← 固定間隔
/loop デプロイが完了したか確認して ← Claude間隔を選択
/loop ← 組み込みのメンテナンスプロンプト
間隔の単位はs・m・h・dに対応しています。cronは1分単位なので、秒は分に切り上げられます。7mのようにきれいに割り切れない間隔は、近い値に丸められます。
/loop 15mのように間隔だけを指定することもできます。その場合、組み込みのメンテナンスプロンプトが固定間隔で実行されます。セッションが集中しないよう、実際の実行は間隔の半分まで遅れることがあります。
Claudeに間隔を任せる場合
間隔を指定せずプロンプトだけを渡すと、繰り返しが終わるたびにClaudeが次の待ち時間を決めます。1分から1時間の範囲です。
ビルドが終わりに近づくと短く、PRが静かになると長く待つ、といった具合です。選んだ間隔と理由も、繰り返しのたびに出力します。
作業が完了したと判断すると、ループを自動で終了することもあります。
/loopだけを入力した場合
プロンプトを省略すると、組み込みのメンテナンスプロンプトが実行されます。順序は次のとおりです。
- 会話に残っている未完了の作業を引き継ぐ
- 現在のブランチのPRを確認する:レビューコメント、失敗したCI、コンフリクト
- やることがなければ、バグ探しや簡素化などの整理作業を行う
作業を終えて/loopだけを設定しておけば、後片付けを任せるようなものです。
このデフォルトプロンプトは.claude/loop.mdファイルで置き換えられます。リリースブランチの管理など、チーム固有の繰り返しルーチンを書いておけます。
停止方法と有効期間
次の繰り返しを待っているループはEscで停止します。ただし、自然言語で設定した予約タスクはEscの影響を受けません。削除を依頼する必要があります。
放置すると、繰り返しタスクは作成から7日後に自動で期限切れになります。忘れたループが無期限に動き続けるのを防ぐ安全策です。
ループはセッションに紐付いているため、ターミナルを閉じると停止します。動かし続けるには/bgでセッションをバックグラウンドに渡します。ループも一緒に移ります。--resumeでセッションを再開すると、期限前のループも復元されます。
一度だけ実行する作業は言葉で頼む
一度きりの通知なら、/loopを使わず自然言語で依頼できます。
3その時刻にリリースブランチを確認するよう push知らせて
45分後に統合テストに合格したか確認して
一度実行すると自動で削除される予約タスクが設定されます。
コンピューターの電源を切っても動かしたい場合
/loopはセッションが生きている間だけ動作します。マシンに関係なく実行したい作業には、別の選択肢があります。
- クラウドルーチン:Anthropicのクラウドで実行され、コンピューターの電源が切れていても動作
- デスクトップ予約タスク:セッションなしで自分のマシン上で実行され、ローカルファイルにアクセス可能
- /loop:セッション内での高速ポーリング向け
軽い用途には/loopを使い、本格的に動かす場合は上の2つへ移行します。
まとめ
/loopは「一定間隔で再度尋ねて」とセッションに設定するコマンドです。間隔を指定しても、Claudeに状況に応じて選ばせても構いません。
7日間の有効期限とEscによる停止だけ覚えておけば、気軽に設定できます。
次回は、Web検索を複数の方向に展開してレポートを作成する/deep-researchを扱います。
出典と確認基準
- Claude Code公式ドキュメント — Run prompts on a schedule(Anthropic、2026-08-14確認)

![[Claude Code #12] /loopで繰り返し作業をセッションに任せる方法のカバー画像](/assets/images/posts/0ee49424-49d0-464f-8934-05d00a97edb2/claude-code-loop-scheduled-prompts.jpg)